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「今年の事は今年のうちに!」・・・年の瀬を迎え、事の中身は様々あれど、そう思っていらっしゃる方は多いことと思います。
フットデ静岡の記事を書き続けている私も同じ思いで作業を続けているのですが・・・。

振り返れば、特に今年の後半は取材に出掛けた試合当日からブログへの掲載までが、あまりにも間が開きすぎる事幾たび。「もういいよ!」とそっぽを向かれた方も多数いらっしゃるのでは?と少々凹んでいる次第です。

しかしながらここしばらくは、掲載の順序は多少前後しますが、ため込んだ写真や取材メモの整理をしながら少しずつですが掲載を進める事が出来ています。

そして年末までに何とかしたい!と頑張ってきたのが、東海1部【第9節】をお伝えする記事です。
これさえ終われば、とりあえず年内に取材・観戦に出掛けた試合の様子は全てブログへ掲載できた事になります。

と、言う事で本題の東海1部【第9節】。

今季の東海1部も残すところあと2節となったこの日。年内の開催では最後、そして優勝チームが決定するかもしれない【第9節】の観戦取材のため名古屋市の千種スポーツセンターまで出掛けてきました。

往復で4時間のドライブも今回は橋爪氏が同乗と言う事で「あ~でもない、こ~でもない」のフットサル談義であっという間。

その橋爪氏、今回は1部リーグ4試合はもちろんですが、1試合だけ組み込まれた東海女子の取材も予定との事でやる気満々!
で、わたくしは詳細な試合レポートの事はあまり考えず、出来る限り写真撮影に精を出そうと張り切った次第です。そしてこの日は「試合の様子」よりも、どちらかと言えば出来る限り「選手」をターゲットに撮影に臨んだのですが・・・。

撮れた写真の出来不出来の判断はみなさんにお任せするとして、今回はどの試合もちょっと多めの写真掲載と頑張ってみました。(※第2試合のみ、インターネット通信回線復旧の作業で控室にとどまる時間が長く、写真の数が少なめです。申し訳ありません。)

そして、おそらくですが、いずれの試合についても橋爪レポートとリンクしながらお伝えできるのでは?と考えている次第です。

それではまずはこの日の第1試合、エマーソン vs ナスパ四日市のゲームからご紹介したいと思います。

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■2011東海フットサル1部リーグ【第9節】第1試合・・・EMERSON FC 0 vs 3 NASPA四日市

EMERSON FC

NASPA四日市

まずはすでに掲載されている橋爪レポートへのリンクのご紹介から。

   ▼ナスパ四日市、開幕戦以来の勝ち星/東海1部後期第2節
    http://www.re-po.jp/hashi/2012/12/post-57.html

筆者が会場に到着したのが9:00過ぎ、少しだけピッチ設営のお手伝いをさせて頂き、全ての準備が整ったのは第1試合のキックオフ30分ほど前だったでしょうか?

もしかしたら?ですが、この時点でこの試合の行く末が見えていたのかもしれません。

と、言うのも、数多くの横断幕が張り出されたナスパ・サイドのピッチでは、この日試合に臨むメンバーのウォームアップがかなりペースを上げて行われていました。

一方のエマーソン・サイドでは・・・。

すでに会場入りしていた、第2試合に登場する大和撫子のメンバーからも「キックオフは10時ですよね?大丈夫なんですかね?」と言う声が聞こえるほど、試合への準備がゆっくりと行われていました。

もちろん、試合前のウォームアップですべてが決まってしまうわけではありませんが、ナスパのモチベーションが明らかにエマーソンを凌いでいた事の一つの表われだったと思います。

さて、その試合。この記事の前文でも「詳細な試合レポートの事はあまり考えず・・・」と宣言した通り、肝心な試合展開については橋爪レポートにお任せです。

とは言え、私の簡単な印象も少しだけ。

ナスパには三重県選抜として全国の舞台を経験した選手が多く在籍していますが、その中でも松山選手がこの試合で見せたパフォーマンスは素晴らしかったと思います。

攻守にわたり大活躍だった松山選手。まだ20歳になったばかりの若い選手だ。

両チーム無得点で終えた前半ですが、松山選手は両チーム最多のシュート数を記録、その中の何本かはバーやポストを直撃するきわどいものでした。
ピヴォに張って良し、ドリブルで運んで良しの力強さを見せ付けた前半でしたが、後半はさらに守って良しのおまけ付きでした。

スピードのあるエマーソンのカウンターに対しても、長い距離を戻ってのハードディフェンスで数的不利を補うばかりか、ボールを奪ってからの正確なフィードなど「パス出しも良し」の場面も見せてくれました。

橋爪レポートにもあるように、まさにこの試合のMVPと言える活躍だったと思います。

思い切りの良いロングシュートで先制ゴールを奪った石井誠選手(25)。彼もまた弱冠20歳の若い選手だ。ちなみに歩み寄る30番の石井佑一選手はお兄さん。

そして私、この試合終了後に一人の選手にお話を伺いました。
まずはこの写真を。

今年度の全国選抜決勝戦へ進んだ三重県選抜。

全国選抜大会、決勝戦直前の集合写真です。石川哲也選手が掲げた4番のユニフォーム、本来、このユニフォームを着るはずだったのが、ナスパの水谷選手です。

試合後、チームへの熱い思いを語ってくれた水谷選手。

全国大会の会場で森恵輔監督に水谷選手不在の理由を伺ったところ、「仕事の都合で週末にかけて長期に休暇を取れるのは年に1回。最後まで悩んでいたようでしたが、全国選抜での休暇はあきらめ、全日本の全国大会に懸ける判断をしたんですよ。」との返事が返ってきました。

その真偽を確かめたかったわけではないのですが、ちょっとだけその件にも触れた話を彼としたかったのです。

▼フットデ静岡(以下、FDS):全国選抜での仲間の活躍をどう感じていた?
・・・嬉しかったですよ。正直、自分がプレーできなかった悔しさはありましたけどね。それ以上に仲間の活躍は嬉しかったです。実は集合写真の撮影でユニフォームを手に持ってもらったのも僕がお願いしていたんですよ。

▼FDS:全国選抜不参加の理由は?
 ・・・本当のことです。やはり前日の会場入りで木曜日から休まないといけませんから。年に1回が精一杯です。もちろん選抜にも参加したかったですが、ナスパでのプレーがあってこその選抜招集です。どちらか一つとなればやっぱりチームを選びます。

▼FDS:それだけ全日本選手権への想いが強かった?
 ・・・昨年はじめて選手権の全国の舞台でプレーし、Fリーグのチームとの対戦でそのスピードやパワーを思い知らされた。負けたときからもう1度あの場所に戻りプレーしたいと思っていました。

▼FDS:選手権では県予選を勝ち上がっただけ、東海大会が控えていますが?
 ・・・リーグ戦では思うような結果が出ていませんが、選手権のトーナメントでは勝つしかない戦いです。どのチームも強いですが、僕らは大きくやり方を変えることは出来ませんしナスパらしさを出し切るだけです。

▼FDS:自信はある?
 ・・・昨年の東海代表ではありますが、今年も僕らはチャレンジャーです。今日のゲームのように自分達の良さをひとり一人が出し切って戦いたい。頑張ります。

ディフェンスでのハードワークを随所に見せた水谷選手。

その選手権東海大会、ナスパ初戦の相手はこの日の最終試合で今季の優勝そして昨年からの2連覇を決めたデリッツィア磐田。
全国選抜での水谷選手の悔しさをチームメイトがエネルギーに変え、東海王者を相手に全力でぶつかってくるに違いありません。

まずは年明け早々の東海1部【最終節】で残留を懸けた大切な試合が彼等を待ち受けます。

東海地域のフットサルシーンを見る側にとっては、見どころ盛りだくさんの新年1月、今から待ち遠しくてたまりません。

※以下、フォトギャラリーにて試合の様子をご覧ください。

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