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7月26日の日曜日にエコパサブアリーナを会場に開催された2009東海1部リーグ第2節には、行われた全5試合のすべてに静岡県所属チームが登場しました。
各試合の様子を少しづつですが2回に分けて試合順にご紹介します。

■まず最初はジュビロ磐田フットサルクラブ vs eldolado/SANTOS(愛知県)の対戦。

ジュビロ磐田フットサルクラブ

ジュビロ磐田フットサルクラブ

eldorado/SANTOS Futsal Club

eldorado/SANTOS Futsal Club

この試合はどちらも今季1部リーグへ昇格したチーム同士、そして第1節で負けているチームだけに連敗は避け一部昇格後の初勝利を目指した熱い戦いが予想された。

キャプテンを務める鈴木孝博

キャプテンを務める鈴木孝博

持ち前の足技で仕掛ける、佐野敦司。コンディションが完全ではなかったようだが2得点をあげたのはさすがだ。

持ち前の足技で仕掛ける、佐野敦司。コンディションが完全ではなかったようだが2得点をあげたのはさすがだ。

試合はジュビロの佐野敦司、門田雄輔、曽根宏文らを中心としたパス廻しのセットと、河合高宏、鈴木孝博、千葉武といったメンバーで構成する走るセットがそれぞれの良さを終始発揮、ジュビロが試合の主導権を握ったまま最後まで進み7-1のスコアで完勝した。

鈴木を中心とした走るセットもこの日多くの得点をあげた。

鈴木を中心とした走るセットもこの日多くの得点をあげた。

第1節でPraia Grandeとの激闘に敗れはしたものの、そのチーム力のポテンシャルは1部リーグの優勝争いができる事をはっきり示していたジュビロだったが、この第2節での勝利で今後の戦いにも弾みをつけたいところだ。

試合後、鈴木孝博主将にお話を伺うことが出来ました。

▼1部昇格後の初勝利、おめでとうございます。まずは率直な感想は?
昨年、2部リーグで2度対戦した相手。2度目の対戦となった特に後期リーグでは、良い戦いが出来なかった(※3-4の敗戦)ので、この試合には集中して臨めたと思う。
連敗は避けたかったし結果が出せて良かったかなと・・・できれば無失点で終わりたかったですね。

▼セットを使い分けながらの試合運びでしたが・・・?
まだまだ、やり始めたばかりのことなのでこれからもっともっと内容をよくしていくことが必要。
良かったか悪かったかを、この1試合での結果だけで見極めるのはまだ早いと思う。これからさらにそれぞれのセットの特徴を活かしながら精度を高めて行けるかが大事だと考えています。

▼東海リーグで始めて使用するサブアリーナの感触は?
新しいアリーナだし、床のグリップも良くてストップ&ゴーを多用する自分たちのスタイルには合っているかな。
チーム練習で使える機会も多いし・・・気に入っていますよ。

▼観客席にも応援団が駆け付けていましたがホームゲームの雰囲気でしたね。
多くの人が見に来てくれる前でジュビロとして無様な試合は出来ないので・・・ありがたいですし大きな励みになります。これからも、みなさんの前で結果を残さないといけないですね。

▼ずばり今年度の目標は?
1試合1試合大切に戦って、目の前の試合にベストを尽くし結果を出す、その積み重ねが優勝につながると思うので。
頑張ります。

■この日の第2試合は東海女子リーグのgolrira shizuoka vs FALCO GIFU F.S.(岐阜県)の対戦です。

golrira shizuoka

golrira shizuoka

FALCO GIFU F.S.

FALCO GIFU F.S.

昨年度の静岡県レディースフットサルリーグを制し、チーム結成2年目で東海女子リーグへ昇格を果たしたgolrira shizuoka。対するFALCO GIFU F.S.は古くからの東海女子リーグ参戦チームだ。
前半のなかばまで両チームともゴールが奪えず一進一退の展開で進んだこの試合は、13分、golrira松島千佳の先制点から一気に動き出した。

今季のチームキャプテンを務める松島千佳。怪我が完治していないながらも先取点をあげるなど奮闘していた。

今季のチームキャプテンを務める松島千佳。怪我が完治していないながらも先取点をあげるなど奮闘していた。

女性では珍しい、純粋左利きの青山実苗。積極的にシュートを狙っていた。

女性では珍しい、純粋左利きの青山実苗。積極的にシュートを狙っていた。

松島の先制ゴールに続いて16分に稲葉恵子が追加点をあげ2-0とgolriraがリード。この勢いで一方的な試合になるかと思いきや、FALCOは17分、18分に加藤愛の個人技による突破であっという間に同点。golriraは落ち着くまもなく同じ18分にFALCO畔上栄美子に逆転ゴールを奪われてしまう。
前半を2-3のビハインドで折り返したgolriraは後半5分に相手のオウンゴールでいったん3-3に追いつくが、32分にFALCO深尾侑貴に決勝ゴールを奪われ3-4で惜敗、東海女子参戦の初戦を飾る事が出来なかった。

戦術、システム重視の練習も間違ってはいないだろうが、練習メニューを実際の試合で再現してもゴールが奪えなければ何の意味もない。
「行き当たりばったり」という聞こえは良くないが、実際の試合ではこの「行き当たりばったり」の際の判断力の良し悪しや、思い切りのよさが試合結果に大きく影響することを忘れてはいけないだろう。
男女に係わらず、自分たちのゲーム運びにならなかったときこそ、そのチームの底力が現われるものだ。
先日、同じ会場で行われた日本代表候補のトレーニングキャンプの際にミゲル代表監督がもっとも声を大きくして選手たちに浸透させようとした事が【ゴールを奪う事への積極性】だったことを思い出して欲しい。
個の能力は高い選手が集まっているだけに、golriraにはチームとしての変革を期待したい。

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